2016年2月28日日曜日

カピバラの入浴と山焼き

毎年行われている大室山の山焼き。天候不良で2度の延期に見舞われましたが、その甲斐あってか快晴に恵まれました。と、富士山が見える程ではなかったので、快晴は言い過ぎか。

山頂のお鉢内部を焼くのは朝9時半から始まります。けれど私はノンビリ8:47に伊東駅着。駅を出て左手、東海バスの案内所で伊東観光フリーパス(1,300円)を購入。バスが1日乗り放題で、これだけで伊東市内の主要スポットは大抵行ける筈です。大室山への往復だけでも元が取れます。
但し、案内所の開店時刻が8時半。お鉢を取ればフリーパスは断念、フリーパスを取ればお鉢を断念することになります。
 9時のバスに乗ると大室山には9時40分頃着きます。山頂から若干の煙が立ち上がっていましたが、特に未練はありません。
 シャボテン公園のバス停に着き、颯爽とシャボテン公園に向かいます。無料のシャトルバスに乗ってメインゲートへ。伊東観光フリーパスを見せると入園料が10%(230円)引きとなります。

この時期の見所は何と言ってもカピバラの入浴。10時半と13時半から行われるので、10時過ぎから入浴場所で待機。最終的にかなりの人が集まってきましたが、入浴時間は長いと2時間にも及ぶそうなので、慌てる必要はないと思います。
 お湯を張るのはまだ先だと言うのに、既に待ち構える子供のカピバラ。
 餌を与えても無表情。何を思う、カピバラ。
 お湯を張り始めると、親子5匹がこぞって集まってきました。寒い日だと入浴直前まで小屋内に引き篭もってしまうのだとか。
 今日はカピバラの餌である青草の風呂。風呂に入り餌を食う。囚われの身ではありますが、これも一つの幸せのカタチ。
そんなカピバラが客の目を集めている頃、
 チンパンジーはダラけておりました。営業努力する気ゼロです。
 シャボテン公園ですので、サボテンもたくさんあります。ピラミッド型の温室の中にある様々なサボテンも見ものでした。特に気になったのが、シャボテン狩り工房。自分で選んだ鉢とサボテンに、従業員が寄せ植えしてくれます。調子に乗ったら2,000円は余裕で超えそうですが、実に魅力的です。今日は電車で来てますし、そもそも私はサボテンを育てられないほどの園芸下手なので、購入は断念しました。

レストラン「ギボン亭」で昼食を食べて、いよいよ正午。右手の方から燃え始めたので、正面は当分後かと思っていましたが、
下から来ました!
スゴイ勢いで燃えていき、 5分とかからず終了。
 沈下してもこの煙。知らない人が見れば一大事。短い時間ではありますが、見に来るだけの価値はあります。
 帰りは一碧湖に寄りました。遊歩道をグルリと歩き、何も無かったなーと思いつつ一碧湖のバス停へ。
 あるではないですか!一碧園という廃食堂が!
 隣の廃喫茶店も良さ気な雰囲気です。
 道路沿いには朽ちたラブホの看板が。
これらの廃墟はガードが緩そうな割に踏み荒らされた形跡が少なそうでした。軽く見回した感じ、侵入経路が見当たらなかったものですから。
大規模な建物でも無いので、いずれ機会があった時に再度様子を見たいと思います。

帰りの電車は結構混雑。河津桜の季節ですから、それは覚悟してました。遠くから来ている方は、ケチらず踊り子号に乗りましょう。

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