2018年10月7日日曜日

嫌々ながらも棒ノ嶺

前回登った時は、その魅力が分からなかった棒ノ嶺(棒ノ折山)。実は沢登りが面白いとの事で行ってきました。

とはいえ、8/18以来の山登り。金峰山で思い出した山登りの楽しさは、雨続きの9月によって忘れ去られました。三連休中の天気の良い日だから山に登る。もはや義務感と化していて、気分が全く乗りません。
朝は二度寝で出足が遅れ、乗り換えの度に引き返す事を考える始末。登り始める前に排便が出来たから良いものの、出すべき物が出なかったら引き返していたかもしれません。

5:40 国府津発に乗って横浜へ。横浜からは東横線の特急で一気に飯能まで行けてしまいます。8:26、飯能駅に到着。バスに乗ろうと北口に出るも、覚えのない光景。何もない南口の方が親しみがあり、一服していたら思い出しました。前回も南口で散々待って、北口からバスに乗ったのです。時間に余裕があった事もあり、8:55のバスに座ることが出来ました。

9:39、さわらびの湯BSで下車。大便が出ないので、おにぎりを2ヶ食して一服。来ました!便意が襲ってきました!これで安心して山登りが出来ます。9:59、最低限の条件は揃ったので、嫌々ながらもスタート。
有間ダムを渡り、名栗湖左岸を歩いていきます。
10:18、白谷橋を渡って登山道へ。
登るにつれて沢が近くなり、「まぁ普通に気持ち良いね」なんて舐めた態度を取っていましたが、
ウヒョ〜!
オモチロイっ!
雨の後なので流れも強く、そんな沢を登っていく。かといって、靴が濡れない程度に歩く場所はある。こんな楽しい沢コースは初めてです。

11:03、林道に出ると多くの人が休憩をしていました。私は休まずそのまま沢沿いを登ってしまいます。その先が崩落しているとも知らずに...
でも越えられないわけではなかったので、越えて進みました。崩落していると知っても反対側から来た人が2名。いずれも単独行の男性。私は直前まで分からなかったから仕方ないにしても、貴方達は事前に分かっていただろうに。私も含め、単独行をする人は勝手な輩が多いのかもしれません。まぁ自己責任は承知の上ですから。

本来の登山道と合流し、ひたすら登り。嫌ってほど登り。
11:29、ゴンジリ峠を通過。山頂まで後0.5km。短いようで長い500m。
11:39、棒ノ嶺山頂に着きました。良い景色です。
山頂で一休みしていると、変なところから中学生ぐらいの女子達が現れました。やけに眼鏡率の高い女子グループ。ワンゲルって雰囲気ではないから、漫研かな。「ヤマノススメ」に影響された。ちなみに、引率の先生は男性で、男子生徒も一人二人はいました。

とにかく気になったのは彼女らが登ってきたコースです。地図を見ると百軒茶屋という方から登ってきたそうな。槙ノ尾山から下山して、さわらびの湯へ戻る予定でしたが、百軒茶屋の方が短くて楽しそう。
よって、11:53、百軒茶屋へ向けて下山開始。

しかしこれがシンドイ。傾斜は急だし、歩幅は大きく取れないし、杉の落ち葉で道が隠れ気味だしで、とにかく歩きづらかったです。側から見ると、ただ杉林を彷徨っているかのようです。
12:24に沢沿いの道へと辿り着きました。往路とは打って変わって、こちらも違った楽しさがあります。
細いながらも激流の沢。その真横を下っていきます。滑落防止のネットが張ってあるのかと思いきや、わさび田かありました。この清流で育った生わさびで、美味しい蕎麦が食べたいものです。
12:42、奥茶屋に着いて林道に出ます。この辺一帯はキャンプ場で、とても良さげな環境です。こんな時、団体行動が好きではない性格を悔やみます。
12:50、清東橋BSに着くと、ちょうどバスが来たところでした。
バスは12:56発。上日向まで歩く事を覚悟していただけに、なんともラッキーです。
13:09に川井駅BSで下車。駅はどちらかと迷っていると、信号待ちしていたバスの運転手さんが左だと教えてくれました。運転手さん、何から何まで深謝です!
川井駅からは奥多摩大橋を含めた景色が楽しめます。13:17の電車を待っている間に、奥多摩行きの電車から若者がチラホラ下車してきました。こんなとこに何の楽しみがあるのでしょうか?BBQ?BBQってほどの団体ではなさそうだったので、ハテナです。

17時前には帰宅して、ひとっ風呂浴びて気分爽快。やはり山登りは楽しいです。この想いが薄れぬ内に、次の山に登っておかないと...

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