上映早々と「翔んで埼玉」を観に行った。原作は読んだ事があるものの、そもそも魔夜峰央の作品が性に合わないので好きでも嫌いでもない。私にとっての地方ディスは、やはり「こち亀」が面白い。
映画は面白かったのだが、同列に座っていた女性は終始笑い転げていた。そこまでか?と疑念を抱くほど笑い転げていた。私より年上に見えたので、原作ファンなのだろう。面白くて笑う分には大いに結構だが、雑談はするな。
ただこの光景も滑稽なもので、埼玉を始めとした関東四県がディスられているのを、小田原の人間が笑っているのだ。小田原と言えば神奈川県。都道府県的には勝ち組である。けれど県内ではカースト下位だ。これが神奈川県内のネタならば、ディスられる側...否、そもそも成り立たない。神奈川県民にとって、自分の町より下位の地域は視界に入らない。小田原なんて静岡県と思っている輩が少なくないのだから、ディスる対象にすらならないのだ。
そんな小田原、もとい西湘地区にとって誇らしげな季節がある。今だ。小田原市内の随所では梅の花が咲き、松田町では河津桜が菜の花とコラボする。神奈川県というステータスを持ちながら、自然に溢れているからこそ、私はこの土地が好きなのである。
という訳で、土曜は松田山に行ってきた。
毎年来るので流石に飽きたが、やはり来ずにはいられない。
御殿場線を下曽我駅で下車して、曽我梅林を歩く。こちらに至っては毎週末に来ているので、餅だけ食べて帰宅した。
そして本日、日曜日。確定申告のため、原付で税務署へ。入り口から溢れ出る行列に青ざめたが、それは作成・相談の方々。私は提出だけして、とっとと退散。私は毎年同じ内容で申請するだけなので楽なのだが、人によってはさぞかし大変な事であろう。
原付を出したついでに辻村植物公園に来た。一斉に咲いたら迫力があるのだろうが、今日時点では物足りなかった。わんぱくらんどに隣接しているので、車で子連れで来るには良い場所である。
少し離れて小田原フラワーガーデン。
多くの品種の梅が生えていて、鑑賞に注力した場所である。
園内には小川が流れていて、これがまた良い味を出している。
疲れず多くを楽しめる、とても良い場所なのだが、車がないとアクセスしづらいのが難点である。
隣接する諏訪の原公園は、長いローラー滑り台がある程度の場所だが、なにせ景色が良い。大山の姿がなんとも凛々しい。休日にのんびりするには良い場所である。
ちなみに、西湘地区は桜の見所も多い。
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