新緑輝くこの頃、奥多摩にでも登りに行こうかと考えましたが、片道3時間半。ホリデー快速おくたまは座れるか微妙。なので房総・鋸山に登る事にしました。
5:05 国府津発の電車に乗って、久里浜に6:20着。約2.3km、30分ほど歩いて久里浜港へ。
7:20発の東京湾フェリーに乗って、8:00に金谷港に着きました。乗船代は往復で1,320円。バイカーがたくさんいるかと思っていましたが、全体的に空いていました。
金谷港で鋸山のハイキングマップを入手。ただこれは情報が中途半端なので、富津市観光協会HPの鋸山ハイキングマップを事前に印刷しておくか、どこかで見つけると良いです。
案内板は要所要所にあるので、それに従って歩き、線路の下を潜って右へ。
「車力道」と「東京湾を望む道」の分岐に着きます。登りは「車力道」を使う事にしました。
眼前に見える異質な姿の鋸山。山の下の空洞がとても不思議です。
8:30、「車力道」への入口に到着。「車力道」「東京湾を望む道」共に、ベンチが点々と置いてあるので、休むのに困りません。
切り出した石を運ぶのに利用された「車力道」。石畳になっている為、苔が生していて良い雰囲気です。
8:51、石切り場跡の近くに到着。
絶壁階段の途中で、北側の景色が楽しめます。しかし、ここは登り切ってしまいましょう。
絶壁階段を登って右に行けば、9:02、地球が丸く見える展望台。丸く見えるかは気にしませんでしたが、東以外の景色が楽しめ、絶景でした。
分岐に戻って鋸山方面へ。距離にして0.4kmですが、アップダウンしているのでシンドイです。
9:17、鋸山山頂に到着。見える景色は山、山、山とショボいです。
来た道を引き返し、帰りは「東京湾を望む道」を下ります。でも「東京湾を望む道」はどこにあるのか?ここまで歩いた限り、分岐があった覚えがありません。
答えは絶壁階段を下った先、石切り場跡にありました。ちゃんと案内も書いてありました。
切り通しの間を通って、
石切り場の下へ。大迫力です。
日本寺は来た事があるので、今回は寄りませんでした。冬に日本寺から夕焼けを見たいものですが、冬場はロープウェイが16時までなので難しいところです。
「東京湾を望む道」も良い感じ。と思っていましたが、少し下ったら土の登山道になってしまいました。
10:13、観月台。地球が丸く見える展望台の後だと、どうでも良い眺めです。
先ほどまでいた石切り場が遠くに見えるのは良いです。
10:22には「車力道」との分岐に着き、金谷港へと向かいます。
途中、さすけ食堂という店が大変混んでいました。アジフライが美味しいそうですが、そこまでして2,3時間待つほど味が違うものでしょうか?
10:34、金谷港に到着。
私は港近くの金谷食堂で金谷定食(税抜1,850円)です。空いてて美味しくて、私は満足だよ。
金谷港11:20発のフェリーで久里浜へ。フェリーは12時着。この時間のフェリーは流石にガラガラでした。
京急久里浜駅行きのバスは8分遅れて12:15に来ました。もうフェリーが出る時間なのに、ダッシュして乗ろうとする人々。もっと余裕を持って来なさいよ...
京急線に乗り、13:01、追浜で下車。鷹取方面に出ると、目の前は病院でした。これはどうしたものか...病院の右脇を抜けると、道に出れます。
道なりに登ると鷹取公園に着きます。さらに道なりに進みます。
この時点で既に高いです。
住宅街を歩いて行き、湘南たかとり一丁目のバス停を過ぎると、眼前に鷹取山が現れます。これから登る山とは思えぬ標高差です。
13:21、トンネルの手前に階段を登りました。
階段を登ってみると、鷹取山らしい石切り場跡が現れます。
巨大な磨崖仏を過ぎ、
13:41、鷹取山山頂に到着。
左手には小学校が見えて、全く登った気がしません。
けど、神武寺方面の登山道は良い山道です。道中に鎖場があります。丁寧に鎖を伝って岩場を歩いている方がいましたが、すぐ下に歩ける道があったので、そこを歩いて追い越しました。小さなお子様用なのか、意味不明な鎖でした。
神武寺を過ぎても山道は続きます。山道を抜けると、東逗子駅はすぐ近く。追浜方面とのギャップが激しい鷹取山。
14:18、東逗子駅に到着。14:21の電車が来たので乗り込み、15:33に国府津へ帰ってきました。
鋸山と鷹取山、海を挟めど似たような雰囲気の山を楽しみました。
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