2016年5月14日土曜日

HK2も酷かった

『HK 変態仮面 アブノーマル・クライシス』を観てきました。前回に続き酷かった。見てられないほど酷かった。面白い箇所はあったし、カッコいいシーンもありました。でも極々一部。

まずCGが酷い。邦画のCGは20年前から進歩していないんじゃないかってほど安っぽい。撮影場所も酷いです。一番最初の戦闘シーンなんて、いかにも撮影用って感じの人気のない道路だし。
そしてやっぱりギャグが寒い。笑わせようとする時のオーバーアクションが寒いのかな。ああいうのは舞台で見ると面白いのですが、映像で見ると不自然なんですよね。なので、会話シーンとかにサラッと入るギャグなら、私も楽しめるのです。
キャラクターも前回に続き酷いです。変態仮面は日常生活が舞台なのだからアメコミ路線を狙えば良かったものの、特撮路線で行ったのがそもそも失敗。敵と言えば怪人。これが「変態仮面」を「変態仮面」でなくした最大の要因。

苦痛の2時間。何度も帰ろうと思った2時間。それを救ったのがスタッフロールでした。音楽も映像も実に良い。日本はアニメの国なんだと改めて実感しました。

次回作がありそうな終わり方をしましたが、今度こそ映画館には観に行きません!

ついでに、上映前の邦画の宣伝も魅力的なのが無かった。どれも本当につまらなそう。お陰でその後に流れた「ゴーストバスターズ」が一層面白そうに見えました。ただ、「クリーピー 偽りの隣人」は面白そうでした。ああいう陰湿な雰囲気のサスペンス物も邦画の得意な分野ですね。

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