2016年5月23日月曜日

ロドガブの夜

3年ぶりのRodrigo y Gabriela。仕事は昼で上がり、14時過ぎに新宿着。別件があっさり済んでしまい途方に暮れる。
新宿駅周辺をブラつくも特に用事は無し。大江戸線を目指して新宿ダンジョンを歩いていると、DQHのポスターなどがあった。DQHに興味はないが、
黒板画がスゴイ!
すごい!

16時過ぎには六本木に着いた。のんびり見た事のないミッドタウンとヒルズを歩いてみたが、なんとも私に合わない場所だ。休日なら人混みに紛れて安心するものの、平日だと田舎者が浮き彫りにされている気分である。早く地元に帰りたくなった。
そうも言ってられないので、とにかく時が過ぎるのを待つ。四十路過ぎの貴重な時間を、こんなに無駄にして良いものなのか。自己嫌悪である。

それにしても都心は闇が深い。
チアガールの格好をしたオッサン。近くにいた警察は関与せず。
電話先の女性に対し、浅はかな知識を得意げに話す若者。世の中そんなに甘くないよ。
マクドに座れば、隣のオッサンはスマホを見ながら小声で一人言。何に突っ込んでいたのやら。
ライブに行けば、いい歳こいたカップルが延々とイチャイチャベタベタ。ライブ来ないでホテル行け。
帰りの電車じゃ、目の前の若者がポケットに突っ込んで股間をいじる。それも頻繁に。真相は不明だ。
そして、六本木の片隅に放置された廃屋。家屋にフォーカスしたら背後の森ビルが飛んでしまった。
どこにでも変な人はいるし廃屋もある。東京だって例外ではない。輝かしい分、影もあるものだ。ド田舎は闇しかないかもしれないけれど。

ようやく19時を過ぎたので、EX THEATER ROPPONGIに向かう。ほぼ時間通りに始まった。
ロドリゴ!
ガブリエラ!
ロドリゴ・イ・ガブリエラ!

パッショネイトで、アグレッシブで、リズミカルで、メロディアスなギタープレイ。約100分、ほとんど休む暇はない。また次の機会が待ち遠しい。

ところで今日は氷室のファイナル。「LAST GIGS」と言う割に、布袋の登場は無かったらしい。最後ぐらい4人揃って欲しかったけど、仕方ない事だ。行く努力もしていないけれど、行かなくて良かった。

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