2016年12月29日木曜日

玄岳〜十国峠

熱海から玄岳に登り、十国峠から湯河原へ下る。そんな山歩きをしてきましたが、これはNGでした。どうしても伊豆スカイライン沿いを歩かなければなりません。伊豆スカイラインは自動車専用道路ですので、歩行禁止です。退くに退けずに前進してしまいましたが、二度としません。玄岳から熱海以外に抜けるなら、函南の酪農王国オラッチェに抜けましょう。そこからのバスが無いため、函南駅まで徒歩かタクシーですけど。

7:59に熱海に到着し、ひばりヶ丘行き8:05発のバスに乗りました。電子マネーは使えず330円。
天気予報とは裏腹にパラつく雨。引き返すのも何なので、山登りは実行。
18分後に玄岳ハイクコースに着く予定ですが、今日は8:27に着きました。住宅街を登ってハイキングコースを目指します。
熱海という町は何度来ても迷います。入り組んだ道とアップダウンで、方向感覚が狂います。その難易度は新宿や梅田の地下に匹敵するでしょう。
それに負けじと住宅の建ち方も凄いです。東海地震が来たら一発アウト。平地育ちの私には恐ろしくて住めません。
8:40、民家が無くなったのを見て一服。雨も若干パラついていましたが、雨具が必要なほどではなし。舗装路が終わって、いざハイキングコースへ。

急な登りはなく、のらりくらりと登っていきます。バス停と山頂の標高差は500mぐらい。
9:35、玄岳山頂に到着。
南側以外の展望が素晴らしいのですが、富士山が見えないのは残念。おにぎりを一つ食べて、9:43に西側の登山道を進みました。
見えましたるは熱海を代表する廃墟の一つ、玄岳ドライブイン。
非常に歩きにくい登山道を下っていき伊豆スカイラインに出ると、左手に駐車場(展望台)があります。でも登山道は右手前です。
10:09、氷ヶ池に到着。とにかく歩きにくい登山道。歩いていないから何とも言えませんが、熱海〜玄岳コースの途中に氷ヶ池へ行く分岐があるので、そちらを歩いた方が良いかと。
かつてはロープウェーのあった玄岳ドライブイン。以前訪れて中の廃れっぷりは知っているので、侵入はせず。
沼津アルプスを一望。その形通り、アップダウンのきつい山々です。
玄岳ドライブインの少し先、右手に広い道っぽいところがあったので、そこを歩きました。下った先の伊豆スカイラインを渡り、電波塔へと向かいます。
電波塔で行き止まりかと思いきや、左手に赤いリボンがあったので、そこを進みます。
再び伊豆スカイラインに出るのですが、ここで判断に悩みます。左手には赤いリボンがあるけど道があると思えない箇所、道路向こうには車が通れるくらいの道。
伊豆スカイライン沿いを歩くのは良くないので、道路向こうの道を歩きました。10:50、この道の途中で10分の休憩。
どこに続くのか分からぬ道。途中の分岐で「初川線18号に至る」の案内がありましたが、これは目的地と異なるので反対側へ。
そのまま進んで行くと、上下に分かれる分岐に出ました。ここは迷うことなく登ります。
11:11、滝知山展望台に出ました。これならいっそ、伊豆スカイライン沿いを歩いた方がマシです。
滝知山展望台からの景色も絶景。花火を見るにはチト遠いかも。

ここからはひたすら伊豆スカイライン沿いを歩きました。少しでも車に迷惑をかけないよう、左側、側溝の中やガードレールの裏側(道はありません)を歩きます。

これなら料金所でも見逃してくれるだろうと思いきや、料金所の手前は橋。どうしたって路肩を歩かなければなりません。ムググ...と思い、左手にあった側溝沿いに下りてみます。他にも下りた人がいるのか、無理な程ではありませんでした。
その先には石垣が待っています。日本BE研究所(廃墟)の裏手に出ます。石垣を2回下りれば済むのですが、無理して怪我をしてもなんなので、敷地沿いに進んでみましょう。
日本BE研究所の屋上へと繋がっています。
かなり雰囲気のある廃墟。過去に来た時はマネキンの顔が出迎えてくれました。以前より風通しが良くなったかも。
12:11、十国峠のレストハウスに到着。ちなみに、玄岳〜十国峠の間にある鷹ノ巣山には寄っていません。通り道でもないし、展望も良くないようなので。

レストハウスでは、沼津産の真鯛を使った真鯛バーガー(500円)を食べました。鯛は白米と食べたいですね。モスのライスバーガーならまだしも、バンズに挟んで食べる必要性がありません。
12:35のケーブルカーで日金山山頂へ。片道360円もするのに距離は短すぎ。さすが伊豆箱根鉄道。でも山頂からの景色は最高です。
富士山は隠れてましたけど。
愛鷹山も隠れてましたけど。

12:42、山頂を出発。境内は何処にあったのか?日金山東光寺を通過して
12:55、岩戸山との分岐を湯河原方面へ。
道は歩き易く、スイスイ下れます。沢沿いの道に出てすぐ、林道を渡ります。そこから先も沢沿いで気持ちよいです。
13:28、登山道入り口に到着。ここから独歩の湯まで約2km。
13:50、独歩の湯に到着。入浴料300円、しかも混浴。だって足湯ですから。
9種類の足湯がある独歩の湯。なにせ冷たい風の吹く一日でしたので、足から温めるより先に体が冷えてしまいます。なので適温だった足湯は2つだけ。風の無い日だったら、ダラダラ読書でもしたい場所です。

独歩の湯の最寄りのバス停は「落合橋」。湯河原駅行きのバスが10分間隔ぐらいであります。
湯河原駅近くのレストラン小清水で食事。昭和の町の洋食屋さん。とにかく値段が安いです。量は多くもなく少なくもなく、私には丁度良かったです。

小清水よりも駅寄りに、WESTという洋食屋があります。外観は綺麗で料理も美味しそうですが、小清水の倍のお値段はします。次はWESTに行ってみたいですね。

15:52、湯河原駅発の電車に乗車。やはり伊豆スカイラインは良い道でした。

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