2011年5月2日月曜日

河口湖北からの展望・御坂黒岳

2011年5月2日、6時12分に自宅を出発し、河口湖方面へ向かった。県道719号の長いトンネルを抜け、7時53分に芦川村のスズラン群生地に到着。ここの無料駐車場に車を停め、支度をしていると、男性のソロ登山者がやって来た。彼は釈迦ヶ岳のみに絞り、私と逆周りのコースらしい。ならば何処かで再会するだろうと一時別れ、8時7分、釈迦ヶ岳への登山を開始した。
約1.5kmほど来た道を下り、8時27分に釈迦ヶ岳入口に到着。暫くは林道を歩き、8時46分、山道へと入った。道標によれば釈迦ヶ岳山頂まで60分。
-釈迦ヶ岳登山道への入口-

あまり人が来ないのか、登山道が落ち葉で隠れて把握しづらい。途中で行く手が分からなくなり、感覚的には右。しかし私の感はハズれるので左手の尾根っぽいところを目指したが、これは大ハズレ。後で気づいたことだが、この尾根を強引に突き進めば、行くべき場所に着けたようだ。しかし以前にこの無謀さで失敗していた為、今回は元の場所に引き返した。
9時9分、まずは冷静になろうと休憩。左でもなければ右でもない。ならば直進かと思い進んだが、これもハズレ。とはいえ登山道には取り付けたので良しとしよう。
9時23分に分岐点である尾根道に到着した。ここから先は岩道で、途中から景色も開けてくるので楽しめた。
9時41分に釈迦ヶ岳山頂に到着。周りは霞んでいるものの、気分を高揚させるほどの素晴らしい光景であった。軽く食事を摂り一服していると、人の登ってくる気配がした。駐車場で会った男性である。どちらから来ても大体同じ時間という訳か。
-釈迦ヶ岳山頂-

釈迦ヶ岳から一気に下ると、緩やかなアップダウンが続く。10時14分、景観の望めない府駒山に到着。日向坂峠(どんべい坂)まで25分。
10時26分、スズラン群生地への分岐に到着。釈迦ヶ岳からの景色で分かっていたことだが、容赦なく下って10時33にどんべい峠に到着した。御坂黒岳までは90分あるので、ここで一服。
-日向坂峠(どんべい坂)-

二つの小ピークを越えて、10時51分に上芦川への分岐に到着。黒岳の高さを見るだけで肩を落としそうなのに、このピーク越えは心を折る勢いだった。
ひたすら登っていると、前から三人組の中年男性が来た。黒岳の展望台からの富士山が、霞の上に見えて綺麗だったと。聴いてる私は登り続けてヘトヘトである。足を頻繁に止めながら、11時8分に尾根に取り付いた。ここまで来れば多少は楽である。御坂峠との分岐まで来れば頂上は目と鼻の先で、11時20分に御坂黒岳山頂に到着。

僅か200m先の展望台に出ると、そこには幻想的な景色が広がっていた。先客の年配男性2人組が声を掛けてきた。晴天の景色が絶対というわけではなく、この霞がかった景色が最高だと意見が一致した。
-御坂黒岳山頂-
-御坂黒岳からの富士山-

ここでは30分ほど休憩を取り、下山しつつも破風山を目指した。黒岳山頂から一気に下り、後は緩やかなアップダウン。12時5分にすずらん峠に着き、12時16分には破風山山頂に着いた。景観の望めぬ破風山山頂。しかし、ここから先の尾根道では二度ほど景色の良い場所がある。とはいえ黒岳展望台の比ではないが。
-破風山山頂-

12時27分、眺望の良い新道峠に到着。このすぐ下が林道の終点かつ駐車スペースになっている。林道水が沢線を下り、途中からオフシーズンのスズラン群生地を抜けた。この場所にしては水洗かつ綺麗なトイレで用を足し、13時6分に駐車場に帰還。

釈迦ヶ岳と御坂黒岳、どちらも景色の良い山なので、登る時は纏めて登る事をお勧めしたい。

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