2014年6月11日水曜日

初めての富士山登山に向けて'14

今年もこの時期が近づいてまいりました!日本一高い山にして、夏は何の色気もない巨大な砂山、富士山登山の季節です!
多くの人が一度は登りたいと思う富士山。そんな方に、私からのアドバイス。10年連続で登った私からのアドバイス。御来光目当てで夜登山をする方が多いので、夜登山に限定して助言します。

1.迷わない。
2.荷物は無駄に増やさない。
3.杖はオススメ。
4.防寒よりも防風対策。
5.気合いで登れる。

夏の富士山の為だけに装備を整えるのは無駄。
勢いで登って他人に迷惑を掛けるのは馬鹿。

以上です。決して難しい山ではありませんので、体力に自信が無くても時間さえ掛ければ登れます。
ただし高山病は別。頭が痛くなったり、気持ち悪くなったりしたら、諦める方向で考えて下さい。連れの方がなった場合は、無理をさせないで下さい。これは気合いでどうにかなるものではありません。

それでは、私からのアドバイスをもう少し細かく説明します。

1.迷わない
地図は必ず用意しましょう。そして各五合目からの登山ルートを頭に叩き込みましょう。人は多いし簡単なルートですので、迷う事は無いと思います。でも、間違う事はあるかもしれません。
間違った道を下りると修正が大変ですので、決して間違えないように!

あと、車で行く方はマイカー規制をチェックしておきましょう。普段は車で五合目まで行けても、登山シーズンは規制がかかりますので、下記URLからチェック!
http://www.pref.shizuoka.jp/kensetsu/ke-210/fujisan/

2.荷物は無駄に増やさない。
荷物が増えれば、その分重くなります。山小屋がたくさんありますので、万が一の為の物は、多少高額でも現地調達する方向で割り切りましょう。
飲食物も必要最低限に抑えましょう。高額ですが、山小屋で補えます。

3.杖はオススメ。
錫杖でも木刀でもトレッキングポールでも良いです。杖があるか無いかは大違いです。1本より2本の方が疲れませんが、邪魔になる事が多いので、私は1本をオススメします。

4.防寒よりも防風対策。
服装ですが、動き易ければ良いです。この一回の為に山用のウェアを買うのは勿体ないです。ただし薄着は駄目。下界の夜は暑くても、山頂付近は冷たい風が吹いている事が多いです。
寒さの原因は風なので、防寒よりも防風が重要になります。
ヒートテック、
半袖Tシャツ、
フリース、
ウィンドブレーカー、
レインウェア
こんな感じで、寒さに合わせて重ね着していくと良いでしょう。陽が昇ると暑くなりますので、下山時に脱げる様、重ね着である点も重要ですね。

ただし、これでも止まると寒いと思います。長時間の休憩が、寒さとの戦いになり兼ねません。それを手助けするのがアルミシート。これにくるまって寝転がれば、幾分マシかと。コンパクトなうえに安いので、汚れようが破れようがお構いなし。もちろん捨てるのは下山してからにして下さい。


靴は服同様に、山用を買う必要はありません。ハイカットのスニーカーだと良いですね。ローカットだと頻繁に砂利が侵入する恐れがあります。
でもまぁ、御殿場ルートおよび須走ルートにある大砂走りを下らない限りは、普通のスニーカーで良いでしょう。

5.気合いで登れる。
前述した通り、体力が無くても時間さえ掛ければ登れます。だから諦めないで下さい。他人に迷惑を掛けない程度に、諦めず山頂を目指して下さい。

一度ぐらいは富士山登山、ガンバリましょう!

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