2012年7月29日日曜日

人のいないバーベキュー


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沼津の辺りに珍物件がイロイロありそうなので、纏めて片付けてしまおうと、朝早くからツーリングに出ました。
-鎮雲禅寺-

県道732号で箱根を登っていると、須雲川ICの先で鎮雲禅寺の滝に目を奪われました。大した滝ではないのですが、近すぎるが故に箱根は未知なのです。お玉ケ池もロクに見た事ないし。
芦ノ湖が近くなってくると、雲行きが怪しくなってきました。深い霧に包まれ、軽く雨に打たれ、かなり下山してようやく回復。かなり雲が低いです。

三島市に入り、まずは奈良橋交差点付近の階段。これ、何の為に存在しているのか以前から気になってました。
続いて清霊神社へ。地図を眺めていたら、この近くにある池が気になったものですから。水が綺麗な地域なので期待して行ったのですが、まぁ良くも悪くもなく。真っ直ぐ柿田川公園に行けば済む話です。
-奈良橋の階段-

-丸池-

-柿田川-

沼津バイパスを走っていると、左手に桜並木が現れます。特に原の辺りには観音像があるので、是非とも桜が満開の時期に訪れたいものです。
一本松の交差点を右折して、東海大方面へ。意外と高い場所ではありますが、まさかの雲の中に突入。目的の愛鷹山バーベキュー場は、東海大のさらに奥にあります。
深い霧に包まれ、小雨がパラつき、誰がいる訳でもない。エロDVDのケースが多数放置された廃バーベキュー場。その寂しさに、奥までは探索せずに立ち去りました。
-愛鷹山バーベキュー場にて-

防波堤に守られた海岸線を走り沼津港方面へ。さすが昔から地震に備えてきた地域だけあり、見事な防波堤でした。
やってきたのは沼津御用邸記念公園。庭園ってだけでも満足なのですが、御用邸となるとまた別格でして。とても高貴な気持ちになれます。連れがいたら、お互い丁寧な口調になるかもしれません。風通しも良く、素晴らしい場所です。
しかし、一度海岸を見てしまうと、そこは下界。ダラしない庶民。ゴミだらけの海岸。雰囲気台無しですので、気をつけましょう。
-西附属邸-

-東附属邸-

仏教っぽくない境内の本能寺。一見廃墟かと思った江浦の団地。多比の短いトンネル。
多比の石丁場隧道を見ようとしたのですが、入口付近で地元の婆ちゃんどもが屯していたので断念。これ意外にも、巨大な切り通しっぽい箇所もあり、なかなか謎の地域です。
この先の口野には、妙な箇所に鳥居があります。壁で覆われて見落としがちですが、何やら草むらの中に鳥居が見えます。近づけないのでその先を確認できないのですが、ハッキリしているのは、少し北にある金櫻神社の鳥居だという事。逆に金櫻神社からこの鳥居に近づけないかと試みましたが、ミカン畑に入り込んでしまったので深追いは止めました。
-短いトンネル(津波時の避難場所)-

-金櫻神社の鳥居(中央右にチョコっと鳥居が見える)-

-本能寺-

-江浦のアパート-

すっかり更地になってしまった伊豆長岡スポーツワールド跡地をチラ見し、伊豆長岡駅方面へ。反射炉入口の交差点から県道132号に入ったら、2ヶ目の信号を左折し道なりに。Googleマップでは確認できませんが、宮沢建設より先にも続いている林道を走っていくと、13体のマリア像があるのやら無いのやら。田中山の林道沿いにマリア像を発見したので、脇の階段を登ってみたのですが、草木ボーボーで断念。季節が悪いです。一人だと恐いです。

県道135号に出ようと登っていくと、女塚史跡公園というのがありました。この辺一帯に見られる隠れキリシタンの残骸とは関係ないようです。
県道135号に出て驚いたのは、そこに多数の住宅があった事です。地域名は浮橋。なんとも長閑な場所でした。
そんな浮橋に、市民の森という場所があります。川遊びが出来て、アスレチックがあって、子供を遊ばせるには良い場所です。隣にあるMOA大仁牧場も気になるところです。

富士箱根CCの北側に抜けようと、小松ヶ原別荘地に入ったのですが、どうやら抜け道は無いようです。Googleマップに道があったので行けると思ったのですが、おそらく歩道しかも階段だと思います。
-ホテルダイヤランド-

次なる別荘地に突入し、目の前に現れた巨大な建物。これがホテルダイヤランドです!不法侵入すると警察呼ぶよって書いてあったので、侵入はしていません。チキンである事は確かなのですが、昨日の富士山登山の影響で、歩くのがとても酷なのです。
それにしてもこの辺の別荘地。かなりの広さなのですが、そんなに別荘持ちっているのでしょうか?しかもこんな場所で良いのでしょうか?また、地元の人間はやっぱ管理人とかやって生活しているのでしょうか?とても謎のエリアです。

丹那に抜けて一安心。丹那断層を見て、オラッチェで牛乳を一杯。田代を目指す途中の軽井沢。このバス停のショボイこと。その近くには泉龍寺と雷電神社、って中学生か!なんとこの軽井沢、猫おどり発祥の地なんだとか。猫おどり...?って感じですが、嗚呼あの猫みたいに踊るヤツね。そのまんまでした...。
田代にある火雷神社は、1930年の直下型地震で鳥居と石段の位置がズレてしまったそうで、丹那断層を実感するには良いモデルだそうです。この近くには田代城跡があるのですが、何も案内がなく整備もされていないので、看板だけみて立ち去りました。
-火雷神社-

-田代城跡-

-日本BE研究所-

峠を越えて熱海に入るわけですが、熱海峠に廃墟が一軒。日本BE研究所です。明るいので一人でも余裕かと思っていましたが、入口ホールにはマネキンの首が出迎える様に置いてあります。チキン全開、侵入せずに立ち去りました。ここは全く管理されている気配がありません。

熱海港の近くにある市営八幡山住宅の写真を撮っていたら、パトカーが寄ってきました。バイクに跨がったまま写真を撮っていただけで、不審に思われたようです。パトカーがいるせいで景観が損なわれ、立ち去る他ありませんでした。
海岸線には廃ホテル跡もあり、海水浴客が退いた頃に出直したいですね。
-市営八幡山住宅-

-廃ホテル跡-

最後は真鶴半島です。荒井城跡は単なる公園で、城跡らしい雰囲気は残っていませんでした。先日行った焼肉要塞に再来。今回はデジイチ持参で気合いを入れたつもりですが、新しい発見はありませんでした。
-荒川城跡-

-焼肉要塞-

なんだかんだで時間のかかった本日。伊豆の別荘地や真鶴半島。本当に道が分かりづらいです。建物に統一感もありません。
狭い国土で、建てられる場所に建てたい物を建てている現状。作り手に美意識が無い以上、良い街並は期待できませんね。

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