2014年5月17日土曜日

【岩殿山】大月駅近くの手軽で最高に楽しい山

本日は久々に相棒付きのツーリング。とはいえ相手のバイクはDUCATI (たぶんMonster 1100)。私のGN125Hでは話になりません。
R134を走りながら「新緑もそろそろ終わりか」なんて思っていると、小山町から先はまだ初々しく、山々が輝いて見えました。
 富士吉田市でR138からR139へ。何度も通っている筈なのに、ふと気づいた爽快な直線。古ぼけて喉かな街並を抜け、必要性の怪しいリニアモーターカーの線路を潜り、着きましたるは大月。
 本日の目的地は岩殿山でございます!
大月駅から近く、3~4時間で回ってこれる手軽な山。しかし、この手軽さに反して中身は濃厚!首都圏の人気がある山としては、筑波山、大山、金時山、高尾山、雲取山、塔ノ岳あたりが思いつきますが、そのどれよりもこの岩殿山を推したい!こんなに手軽に楽しめて良いのか、岩殿山!

無料駐車場(10台)にバイクを止め、少し離れたところの登山道から出発。駐車場近くからの登山道からだと、岩殿山に登った後、少し戻らなければならない為です。
最初の階段は急ですが、その分高さは稼げます。たまに景観の良い場所もあり、20分ほどで岩殿城跡に到着。山頂もこのすぐ先です。
 山頂からは富士山がクッキリ!大月市街地も一望!
山頂からすぐ下に分岐がありますが、ここから右へは行けません。地図だとすぐ下っぽく表記されているのですが、5分ほど下ります。
分岐を左に行けば駐車場へ逆戻り。右側の細い登山道を進みます。意外と下るので合っているのか不安になりますが、これは問題なし。問題なのは滑り易い道です!
今回はツーリングのついでという事もあり、相棒は革パン。靴はトレッキングシューズを持参していましたが。私だけ本気装備も悪いので、CONVERSE オールスターを履いてきたのですが、これがかなり仇となりました。デジイチを首からぶら下げているので、転ぶのは禁物。登山初心者かと思えるほど、ヨチヨチ歩いていました。
すると現れたのが、急傾斜な岩場。クサリを頼りに登ります。
 見晴らしの良い岩場があったのでドラミング。ウホウホ!
 そして来ました!岩壁のトラバース!
 そして急登のクサリ場!
危険です!この辺一帯は危険です!でも楽しいです。

クサリ場を終えたら、再び良く滑る下り坂。もうね、しゃがんで滑る様に下りましたよ。転びたくないもの。
 見晴らしの良い岩場に出ると、岩殿山が良く見えます。
 このすぐ先が天神山山頂。見晴らしは良くありません。岩殿山から天神山まで1時間ほどでした。
20分ほど退屈な登山道を歩くと、何やら岩肌が見えました。
 これが「稚児落し」と呼ばれる大岩壁!その頂上には休んでいる人々が見えます!まぁこの写真を撮っている場所も、十分なほど断崖絶壁なのですが。
 少し登って稚児落しに到着!超スリリング!でもこの崖っぷちに座って休むのが楽しい!もちろん滑落したら助かる可能性はありません!
皆さんこの崖っぷちで記念撮影をする訳ですが、とても楽しそうに写真を撮られている女性がおりました。もうホント崖っぷち。見ていた我々もハラハラ、撮っている赤の他人もハラハラ。こんな場所で誰か落ちたら、どうしようもありませんね。しばらく夢見が悪くなるだけです。

稚児落しが終わってしまえば、もう楽しむ箇所はありません。とにかく下山です。
 大月駅近くのうどん屋で昼食を。とても腰のあるうどんでした!

大月からR20を東へ進行。
 とりあえず名勝「猿橋」へ。この素敵な橋と渓谷は、どう写真を撮るのが良いのか分かりませんでした。
 ひたすら東へ、相模湖へ。寄りましたるはホテル・ローヤル!
廃ホテルなのですが立入禁止です。とても存在感のある建物で、このセンスは中国っぽい。悪い意味ではなく実際あるし。頂点の看板は「薬膳料理」を掲げていたし。

最後は県立相模湖公園へ。ここのあらゆる店が、昭和で止まっています。昭和50年代ぐらいで止まっています。
 射的場www 楽しそうwww
 そしてドライブゲーム。ビデオゲームではありません!
ビデオゲームはギャラガとスペースインベーダーのみ!もうね、これは狙っています。昭和で止まっているのではなく、止めています。ただ、1ゲーム100円ってのは頂けません。1ゲーム100円だったら「オーダイン」とか「R-TYPE」とか置いて下さい。
とても不思議な空間でしたが、狙いは悪くないと思います。

津久井湖町で相棒とは解散。19時には帰宅しました。意外と時間かかったな。

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