2014年5月25日日曜日

ツアーオブジャパンと石部の灯り

雲はあれども悪くない天気。崩れることは無さそうなので、予定通りバイクで出発。

先日、過去に二回しか使っていないテントをオークションに出そうと、写真を撮る為に組み立てたところ、まんまと使いたくなりました。だもんで売らずにテント泊実行。それが昨日です。まぁ大層な荷物となりました。頑張れGN125H!
箱根を越えて三島の楽寿園へ。国指定の天然記念物にして名勝たる庭園。そのメインとも言えるであろう小浜池は...渇れていました。なんでも湧き水次第らしいので、水が張るのは梅雨時から11月ぐらい。
まぁこの渇れた風景も良いものですが、今日は公園の掃除らしく、人がウジャウジャ渇れ池の中に入っていました。ま、まぁこれも仕方がない。この方々の誠意があってこそ、綺麗な庭園が保たれている訳です。それに比べて私ときたら...
30分程で楽寿園を退散。遠くはないので、またいずれ。次の目的地は、修善寺のサイクルスポーツセンターです。
自転車のロードレース『ツアーオブジャパン』。その第5ステージの舞台が、このサイクルスポーツセンターなのです。昨年は東京へ観に行ったので、今年は修善寺に来ました。
しかし、選手やらチームやらは全然知りません。一時期ツールドフランスを観ていた程度の超にわか。ただサイクリスト達が作り出す大集団が観たいだけです。
レースの3分の1ぐらいを見届けて、次は修善寺の温泉街。竹林の小径へと寄りました。
それは見事な光景ですが、やはり京都の嵯峨野には及びませんね。
しかしノンビリするには良さそうな温泉街です。
満月堂で珈琲を堪能し、達磨山へ。
爽快な西伊豆スカイラインをひた走るものの、愛車GN125Hのスピードが上がりません。そりゃいつにも増して大荷物ですからね。このまま松崎町まで抜けるのはキツイと思い、西伊豆町へ下りました。
トロンボの見れる日でないものの、休憩がてら堂ヶ島で停車。独特の地形はいつ見ても飽きません。
松崎町に入り旧岩科学校へ。すると無数のバイクが停まっているではないですか!そんなに人気か、岩科学校!
素敵な外観に負けず劣らず、内装の雰囲気も魅力的。
ただ、展示品を散りばめすぎかな。何も無くても良いぐらい。
同じく松崎町にある『石部の棚田』。首都圏近郊では数少ないと思われる棚田です。田に水を張るにあたり、キャンドルで彩るとの事。このイベントとツアーオブジャパンが重なったのが、今日を選んだ理由。
展望台の駐車場にバイクを停め、少し下れば棚田を一望できます。まだ15時台だと言うのに三脚を立てて待機する人々がチラホラ。雰囲気は掴めたので、一旦退散。今日の宿泊先である雲見オートキャンプ場へ向かいます。
石部の棚田へ遠くはない立地。天気が天気なら、日没が綺麗だそうな。バイクなら1泊2,100円。小さいながらも露天風呂があるのが魅力です。
明るい内にテントを設営し、余計な荷物は置いて、再び石部の棚田へ。時刻は17時半、悪くない頃合いでしょう。

18時になると、多くの方々がキャンドルに火を灯し始めました。点火は誰でも参加可能。チャッカマンは貸してくれますが、持参した方が親切です。私もやろうとは思いましたが、点火開始!って時に言うのは却って迷惑かなと思い断念。言い訳ですね。点火している人々に対し、カメラの側でボーッと待つ人々。私も含め、点火が終わらにゃ撮影時にならないんだから、参加しろ!カスっ!
雲が多くて日没は拝めず。暗くなると共に良い雰囲気になっていきます。とても綺麗な光景なので、もう少し知名度が上がっても良いと思う。混まない程度に...
イベントは21時までやっていますが、私は19時過ぎに退散。展望台までの道のりに街灯は一切無いので、来られる際はライト持参が良いでしょう。
キャンプ場に戻り、お楽しみの夕飯です!と言っても、ダイソーで買ったフライパンで焼肉をやるだけです。肉肉ビール!野菜は無し!
上手いこと焼けて、美味しく頂けましたが、とにかく油が撥ねました。オニギリとサラダもあった方が良かったな。
やる事もないので、サッサと片付けて風呂へ。ヌルい湯が、いつまでもノンビリさせてくれます。とはいえ、元がカラスの行水なので、15分ぐらい浸かってただけですが。
風呂を上がり服を着てると、やたらと酔いが回ってきました。たかが缶ビール一本なのに...あのヌルい湯が効いたのか?
歩く事もままならず、風呂場のすぐ外で座って休憩。10分程しても快復しないので何とか帰ろうとするものの、やはり歩ける状態で無し。壁に寄りかかったのですが、フラフラと倒れてしまいました。
幸か不幸か周りに人はおらず、すぐに意識を取り戻しました。これで僅かに快復し、なんとかテントに帰還。すぐさま横になると、滲み出てくる嫌な汗。とりあえず肉体を冷まし、かと言って冷ましすぎず、とにかく安静に。一時間もしたらだいぶ快復し、大事に至りませんでした。
飲酒後の入浴、その危険さを十二分に体験しました。ホント、無事で良かったわ。
早朝4時過ぎから身支度を開始。静かに片付けを始め、5時半にキャンプ場を出発しました。特に寄り道することも無く、早朝のR135をひた走り、東伊豆方面から帰りました。

天気が良ければ星空も見えただろうに。少し残念ですが、テント泊は楽しかったです。

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